@techreport{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00010786, author = {菅野, 峰明 and 平井, 誠}, month = {}, note = {54p., KAKEN: 16520481, アメリカ合衆国南部への高齢者の流入はフロリダ州において顕著である.そこで,本研究では,高齢者のフロリダ州への流入を,気候環境と社会経済的環境そしてレクリエーション環境の側面から考察する.昨年度の研究において,フロリダ州西部に位置するリタイアメント・コミュニティ,サン・シティ・センターに居住する高齢者は,定住の理由として,温暖な気候,次いでフロリダのライフ・スタイル,犯罪の少なさと安全性,生活費の安さ,親類への近さを挙げていた.そこで本年度は高齢者向けに開発されたサン・シティ・センターの住民のライフ・ヒストリーとレクリエーション環境を調査するために2006年9月に現地で住民にインタビューを行った. フロリダ半島西海岸のタンパ都市圏内にあるサン・シティ・センターで60歳以上の9人の住民に対してライフ・ヒストリーと居住環境の評価についてインタビューを行った.その結果,このリタイアメント・コミュニティの住民の多くは,合衆国北東部と中西部から1990年代に前住地の住宅を売却あるいは貸家にしてこの地に移住し,この地では定職がないが,主として年金と社会保障費,そして自己資金によって生活していることが分かった.また、フロリダ州に移住してくる前の人びとは,決して高額所得者ではなく,一般の給料生活者であったことも明らかになった.彼らは,サン・シティ・センターで戸建て住宅を購入し,年金と社会保障費によってレクリエーション活動を楽しみながら,生活をしている.彼らは,このコミュニティを取り巻くレクリエーション環境や医療施設に満足し,活動できる人びとは積極的に病人の世話,救急車の運転やコミュニティの防犯バトロールなどのボランティア活動を行っている., text, application/pdf}, title = {アメリカ合衆国南部における高齢者の流入と居住地選択に関する研究}, year = {2007}, yomi = {カンノ, ミネアキ} }