@techreport{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00011173, author = {伊藤, 修}, month = {}, note = {KAKEN: 17530277, 本研究の目的は、金融自由化と技術革新が進展するもとで、従来の常識であった業態区分の枠を超えた先端的な金融業務やサービスがどのように開発され、経済にどのような影響を与えているかということを明らかにすることにある。  研究の対象は、欧米、とりわけ、ヨーロッパとドイツである。それは、ヨーロッパ諸国では、歴史的に見て、銀行業と証券業を金融機関本体で兼業するユニバーサル・バンク・システムが主流だからである。昨今では、ユニバーサル・バンクが保険業をはじめとするさまざまな金融業務を手掛けるアルフィナンツ(ブランスではバンカシュランス)という事態が進展している。  EUは2004年4月に「金融商品市場指令」を採択したが、この指令を契機に金融サービスの異業種間統合が大きく進展しつつある。銀行・証券・保険業務など幅広い金融サービスを提供するのが金融コングロマリットである。さまざまな金融業務を手掛けることによりリスクが高まるが、監督当局は、効率的な金融機関監督を行なおうとしている。  EUの金融自由化の進展により、広範な金融サービスを提供してきたドイツでも、金融の証券化をはじめとする金融機関の業務拡大、証券市場の自由化などが急速に進展している。  本研究は、金融異業種間統合が進展してきたヨーロッパにおいて、金融自由化と金融サービスがどのように拡大してきたか、異業種間統合による金融リスクをどのように計測し、どのように効率的な金融監督を行なっているかということを明らかにしたものである。, text, application/pdf}, title = {金融異業種間統合の金融サービスに与える影響に関する基礎研究}, year = {2007}, yomi = {イトウ, オサム} }