@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00013801, author = {横山, 達也 and 倉本, 圭太 and 長谷川, 孝明 and 麻生, 敏正 and 石其,, 俊明}, issue = {8}, journal = {電子情報通信学会論文誌 A}, month = {}, note = {本論文では,マルチクラスゾーンITS情報通信方式を提案した上,車両の安全を目的とする通信の性能評価において一般性が高くなるよう考慮して評価方法を規定し,これを用いてマルチクラスゾーンITS情報通信方式の基本性能を評価し,基地局の設置効果の検証を行っている.提案方式は,小さな通信帯域幅で安全のための高品質な通信を実現するために,交差点特有の事故が発生しやすい領域を考慮し,3種の通信領域において役割の異なる通信(TDMA, Slotted ALOHA, CSMA)を行う車車間・路車間統合通信である.本論文では,車両の安全を目的とした通信の性能評価のために,他車両との中心座標の距離が2s以内に一瞬でも5m以内になると予測される車両を他車両と衝突可能性が高い車両と定義した上,これに基づき,短時間で他車両と衝突可能性が高いと判定された車両の衝突回避に必要な情報の取得率を評価指標として用いている.マルチクラスゾーンITS情報通信方式評価用シミュレータを構築し,このシミュレータを用いて通信の基本性能評価を行っている.その結果より,数種の交通状況において,通信帯域幅と最近傍領域における必要情報取得率の関係を示している.提案方式は,本論文で仮定した通信環境下において,主道路両側5車線・従道路両側3車線の交差点に基地局を設置する場合,必要情報取得率80%を満たす通信帯域幅が6MHz程度から3MHz程度へ,90%を満たす通信帯域が13MHzから3.5MHz程度へ減少することを明らかにしている.平均車両密度55Veh./km/lane,通信帯域幅3.51MHzの場合に,基地局の設置による必要情報取得率の向上は最大となり,必要情報取得率約70%から約90%に向上することを明らかにし,特に交通量の大きい交差点において基地局設置効果が高いことを示している.以上より,マルチクラスゾーンITS情報通信方式の効果を示している., copyright©2012 IEICE http://www.ieice.org/jpn/index.html, text, application/pdf}, pages = {683--693}, title = {マルチクラスゾーンITS情報通信方式}, volume = {J95-A}, year = {2012}, yomi = {ヨコヤマ, タツヤ and クラモト, ケイタ and ハセガワ, タカアキ and アソウ, トシマサ and イシソノ, トシアキ} }