@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00016057, author = {高木, 英至}, issue = {2}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {何らかの運動を志向する組織が政策選好空間において相互にどのように自己の位置を決め,その結果どのような布置を実現させるか? 本稿はその過程をモデル化するための,マルチエージェント型の計算機シミュレーションモデルの構築を試みた.組織は資源保有者からの資源供与を得ようとし,資源保有者は自らの理想の政策選好空間上の位置に近い組織に資源を供与する,と仮定する.ここに組織の典型は政党である.モデルの試行により次の結果が得られた.2組織ケースでは人口分布にかかわらず,政党のダウンズ・モデルのように両組織の政策目標が接近する傾向がある.しかし組織数が増えると各組織は基盤とする人口クラスタの選好に近い位置を占め,組織間の政策目標はより独自のものとなる傾向が生じる.経路依存性に基づく先発優位と見られる傾向が確認される.このモデルが広義の社会運動組織のモデルであることを述べる., text, application/pdf}, pages = {201--208}, title = {政策選好空間における組織のマルチエージェントモデル}, volume = {52}, year = {2017}, yomi = {タカギ, エイジ} }