@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00016849, author = {嶋津, 拓}, issue = {8}, journal = {埼玉大学日本語教育センター紀要}, month = {}, note = {三島由紀夫の長編小説『豊饒の海』には、その第一巻『春の雪』に二人のタイ人留学生が登場する。しかし、この「シャムの王子」であるところの留学生に関しては、誰がその造形上のモデルとなったのか、あるいは、そもそもモデルが存在したのかについての一次資料がない。また、それに関する先行研究も存在しない。しかし、三島が残した『豊饒の海』創作ノートには、そのモデルに関して、手がかりとなる記述が見られる。本稿では、この記述を留学生教育史研究の観点から読みとくことで、『豊饒の海』において三島が造形した「シャムの王子」たちのモデルに関し、ひとつの推定または想像を提示する。, text, application/pdf}, pages = {3--12}, title = {三島由紀夫著『豊饒の海』とタイの留学生 : 「シャムの王子」たちのモデルは誰か}, year = {2014}, yomi = {シマズ, タク} }