@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00017311, author = {戸部, 秀之}, issue = {1}, journal = {埼玉大学紀要. 教育学部. 教育科学 / 埼玉大学教育学部 [編], Journal of Saitama University. Faculty of Education. Science of education}, month = {}, note = {平成10年から11年にかけて学習指導要領の改訂がなされ、告示された。新学習指導要領の特徴的な点は「総合的な学習の時間」の創設である。創設の趣旨としては、特色のある学校づくりのための時間として、また、「生きる力jを育むために教科の枠を超えた横断的・総合的な学習を実施するための時間として位置づけられている。特に、地域や学校、児童(生徒)の実態等に応じて、横断的・総合的な学習や児童(生徒)の興味・関心等に基づく学習など創意工夫を生かした教育活動を、各学校が独自に行っていくという点はこれまでに見られなかった特徴であり、この時間のねらいと授業時数は学習指導要領に示されているが、学習内容は規定されていない。さて、新学習指導要領に、総合的な学習の時間で扱う課題として「国際理解、情報、環境、福祉」と並んで「健康」が例示されているように、生涯にわたり心身ともに健康な生活を送るための基礎的な能力を育むことは重要なことであり、健康は、総合的な学習の中心的なテーマの一つになりうるものである。わが国の学校健康教育をさらに充実させていくためには、総合的な学習のなかに健康教育を確実に位置づけていく必要があるといえる。しかしながら、総合的な学習の教育内容実させていく可能性につながる反面、各学校の教師集団が児童生徒の健康問題に対しどの程度重要性を認識しているかによって、内容の取り扱いが大きく規定されることになる。本研究では、総合的な学習で健康教育を展開していくための条件として、健康に関わる内容についてどの程度必要性を感じているか、小中学校の教師の意識を調査した。 しかしながら、総合的な学習の教育内容がすべて各学校に任されることは、健康教育を充実させていく可能性につながる反面、各学校の教師集団が児童生徒の健康問題に対しどの程度重要性を認識しているかによって、内容の取り扱いが大きく規定されることになる。本研究では、総合的な学習で健康教育を展開していくための条件として、健康に関わる内容についてどの程度必要性を感じているか、小中学校の教師の意識を調査した。, text, application/pdf}, pages = {157--163}, title = {「総合的な学習」における健康教育-健康に関するテーマについての一般教師の意識-}, volume = {51}, year = {2002}, yomi = {トベ, ヒデユキ} }