@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00017956, author = {張, 瑞深}, issue = {1}, journal = {さいたま言語研究}, month = {}, note = {本稿はテイルの四つの用法について、学習者の習得状況を明らかにした。 まずはテイルに関する四つの用法が学習者は習得しにくい、という問題を提出し、テイルの四つの用法をまとめた。 次にこれまでの様々なテイルに関する先行研究を整理した。 そして、先行研究で述べられているテイルに関する誤用とテイルの中国語の対応を検討したうえで、学習者にとって、結果残存と経験・記録の用法が特に習得しにくい、という仮説を立てた。 その仮説を検証するために、アンケート調査を行った。調査対象は中国人日本語学習者20人であり、テイル用法が正しいかどうかのチェックは母語話者三人にやってもらった。最終の結果は以下のようにまとめられる。 中国人日本語学習者の結果をもとにした習得の難易度による分類: ①進行中―習得率が高い ②繰り返し―習得率は高くないが、正答率は高い ③結果残存と経験・記録―習得率が低い つまり、中国人日本語学習者は、母語干渉で、テイル用法の結果残存と経験・記録がもっとも習得しにくい。, text, application/pdf}, pages = {51--58}, title = {テイル用法の一研究 : 中国人日本語学習者の習得状況を巡って<研究論文>}, year = {2017} }