@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00018076, author = {田代, 由貴}, issue = {2}, journal = {さいたま言語研究}, month = {}, note = {本稿では、「観光日本語」について国内外の教育機関等を調査した。「観光日本語」は、観光業のための「観光日本語」と観光客のための「観光日本語」の2つがある。観光業のための「観光日本語」は、一般的な日本語学習の初級を学習していなくても学習が可能である。レベルによってグループ化でき、a.決まったフレーズで対応する、b.一般的な日本語教育の初級レベルの文法+α、c.日本国内で観光業に就業する外国人母語スタッフの日本語とd.観光客の日本語の4つである。a~cは、明確な目的による学習が最も重要と思われ、それによって、どの業務がどのレベルでできるか目安とし、実務に携われるようになると考えられる。また、国内外、レベルにかかわらず、敬語の運用、その地域独特の語彙や職種の語彙の使用、マナーなどの学習も「観光日本語」の範囲に入っており、観光業のための「観光日本語」の特徴であるといえる。観光客の「観光日本語」は観光客が日本語を使おうとしたときのみ有効と考えるものと、やさしい日本語を日本観光のひとつの観光資源としてとらえていると考えられるものがある。, text, application/pdf}, pages = {14--23}, title = {「観光日本語」とは何か : 海外の日本語教育機関の調査と国内の現状をもとに<研究論文>}, year = {2018} }