@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00018077, author = {梁, 笑彤}, issue = {2}, journal = {さいたま言語研究}, month = {}, note = {本稿では、アンケート調査とインタビュー調査を行うことにより、中国人日本語学習者(以下、CL)が可能の意味を現す無意志自動詞の基本形を使わない傾向がある、ということを明らかにした。そして、日本語教育現場においては、CLが無意志自動詞の基本形を使わない理由を重視しておらず、これは、多くの教材において関連する説明が少ないことからも明らかである。 また、日本語と中国語の可能表現の違いについて、当該分で述べている出来事が実現するか否かが焦点化されている場合、CLは可能の形態素を挿入する傾向があるのに対し、日本語母語話者(以下、JN)は動作主が想定されない限りは可能の形態素を挿入しないということを、当該の出来事が「習慣性であるか」あるいは「1回性であるか」という条件から論じた。 最後に、CLの無意志自動詞の不適切な使用を改善するための日本語の教え方を、日本語教師および教科書の2つの観点から提案した。, text, application/pdf}, pages = {24--40}, title = {無意志自動詞の可能表現に関する研究 : 中国人日本語学習者の使用状況を中心に<研究論文>}, year = {2018} }