@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00018368, author = {都築, 正信}, issue = {1}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Sep}, note = {ガリレオの発見にかかる、真空ではすべての物体が等しい速さで落下するという等速落下の法則は、かれのピサの斜塔の逸話とともによく知られている。しかし、その法則が近代科学の成立に際して果たした役割については、その逸話ほどには広く知られていない。本稿では、最初に、この法則を実証するためにガリレオとニュートンが行ったほぼ同様な振子の実験を検討する。次いでその検討を踏まえ、近代科学の頂点の一つであるニュートンの『プリンキピア』の理論の根幹をなす質量の概念と物体の運動方程式の両者が、地球表面におけるこの等速落下の法則を契機として生成されたと考えられることを指摘する。これによって等速落下の法則が近代科学の形成において偉大な役割をはたしたことが了解されよう。, text, application/pdf}, pages = {29--39}, title = {振子の実験におけるガリレオとニュートン : 近代力学理論の基盤形成について}, volume = {54}, year = {2018}, yomi = {ツヅキ, マサノブ} }