@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00018608, author = {井上, 直美}, issue = {3}, journal = {さいたま言語研究}, month = {}, note = {本稿では、書き言葉における文末の「てみせる。」という形態に注目し、国立国語研究所『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を用いて、使用実態を調査した。 その結果、形態は「ル形」であっても、既に実現している事態について述べる「てみせる。」が8割近くを占めていることが明らかになった。また、その中には、日本語学習教材に記述されている「決意用法」にも「紹介用法」にも該当しないものが多数見られた。これらは、書き言葉特有の描写表現で用いられる「てみせる。」だと考えられ、データ総数に対し、非常に高い割合で出現している。 現状、日本語学習教材には、この書き言葉特有の表現について記述がない。本稿は、明らかになった使用実態から、主体的により上を目指す日本語学習者、つまりニア・ネイティブレベルの学習者向けに、これらの表現についても記述が必要だと主張する。, text, application/pdf}, pages = {26--37}, title = {「テミセル」表現に関する一考察 : 書き言葉における文末「てみせる。」の使用実態<研究論文>}, year = {2019} }