@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00018963, author = {岡田, 幸彦}, issue = {2}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {語の意味(語義、記述的意味、語彙的意味)を記述した実例が辞書の語義の説明である。しかし、異なる国語辞典の語義の説明を比較すると、名詞の語義の説明は相対的に異同が小さいが、動詞の語義の説明は辞書によって大きく異なる。動詞の語義を客観的に記述することが可能であろうか。Vinogradov(1954)、奥田(1968-72)、宮島(1972)、Lyons(1977)等によって、動詞の語義とその動詞が用いられる結合関係との間に対応関係があることが指摘されているが、現代日本語について特定の格の名詞と動詞との結合関係を記述した村木(1991)、小泉(2001)等においても、格形式のとらえ方や位置づけが異なっている。本稿では、名詞の格形式の中で、特に、主体を表す「名詞+が」との結合、動詞の語義の特徴に応じて文中での意味が決定される「名詞+を」「名詞+に」との結合において、その動詞の語義の特徴が明確に現れること、それらが動詞の語義の記述の客観的な根拠となり得ることを提案する。, text, application/pdf}, pages = {19--36}, title = {現代日本語における動詞の結合関係 : 動詞語義記述の手段として}, volume = {55}, year = {2020}, yomi = {オカダ, ユキヒコ} }