@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00018968, author = {冨田, 晃正}, issue = {2}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {本稿は政治経済学的な観点から日本におけるグローバル化研究を発展させる目的で、瀬戸内地方の香川県東かがわ市の手袋産業と、岡山県倉敷市の制服産業が労働力不足といった労働集約産業に共通する問題に、異なったグローバル化戦略及び政治的活動によって対応している様子を提示する。香川の手袋産業は労働力確保という課題に対して、直接投資という「資本」の移動を拡大させることで対応し、制服産業は技能修習生の利用という「人」の移動を増やすことで対応している。つまり両産業はグローバル化を進めることで労働力不足の問題に対応している点は共通しているのだが、前者は資本移動で対応し、後者は人の移動量を増やすといった異なる手法を選択しているのである。こうしたことから、類似性の高い産業においてもグローバル化の手段や進め方にはバリエーションが存在していることが明らかになった。, text, application/pdf}, pages = {101--113}, title = {経済収斂化に対する順応メカニズムの検証 : 日本の繊維産業を例に}, volume = {55}, year = {2020}, yomi = {トミタ, テルマサ} }