@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00018973, author = {星野, 徹}, issue = {2}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {非決定論的世界ではあらゆる行為の選択が偶然によることになるため自由意志は存在しないという説を批判的に検討する。第Ⅰ説ではヴァン・インワゲンとメレの説を紹介した後、通約不能な価値の間での選択がいかになされるか検討する。第Ⅱ説では決断すること(decidings)を心的行為の一つと見なす説を考察し、それが行為者因果に訴えることなく出来事因果的に分析できることを示す。第Ⅲ説では、ヴァン・インワゲンやメレの議論は、自由意志と非決定論の非両立性を論証することに失敗していること、決定論的世界においても非決定論的世界においても一定の条件が満たされれば、自由意志が存在し得ることが示される。, text, application/pdf}, pages = {211--226}, title = {自由意志と行為者性}, volume = {55}, year = {2020}, yomi = {ホシノ, トオル} }