@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019224, author = {小谷, 宜路}, journal = {埼玉大学教育学部附属教育実践総合センター紀要, Journal of Integrated Center for Clinical and Educational Practice}, month = {}, note = {幼稚園教育要領の改訂等の動向をふまえ、5歳児保育において「数量・図形」に関する指導はいかにあるべきかを考察した。特に、小学校教育との連関性を意識しつつ、幼児教育の独自性も大切にするには、どのような指導方法が考えられるか、具体的な実践事例から検討した。対象とした埼玉県内のS幼稚園5歳児学級における2005、08、09 年度の保育記録のうち、「数量・図形」に関わる要素の含まれている事例は39事例であった。それらの事例の分類と考察を基に、5歳児での「数量・図形」に関わる指導のポイントを4点に整理した。幼児教育の独自性の視点からは、①個別の遊びを数量・図形への感覚の視点からも充実させる「環境構成」と、②幼児が遊びの中で無自覚的に数量・図形に関わっていることを丁寧に捉える「幼児理解」が重要であると捉えた。また、小学校教育との連関性の視点からは、③数量・図形を使ってみたくなるような「意図的な活動の設定」と、④幼児同士の関係における「対話的な学び」の有効性について述べた。, text, application/pdf}, pages = {17--24}, title = {5歳児保育における「数量・図形」の指導のあり方 : 幼児教育の独自性と小学校教育との連関性をふまえて}, volume = {19}, year = {2021}, yomi = {コタニ, タカノリ} }