@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019228, author = {山中, 大子 and 川端, 博子}, journal = {埼玉大学教育学部附属教育実践総合センター紀要, Journal of Integrated Center for Clinical and Educational Practice}, month = {}, note = {大学で実施したオンライン被服製作実習「刺し子」の学習過程を、8名の学習者に対する3回の質問紙調査と学習終了後のインタビュー調査の結果から明らかにした。質問紙調査のオンライン実習と対面実習についての自由記述によると、オンライン実習には集中して自分のペースで製作を進められるというメリットがあった。デメリットとしては、質問と相談がしにくく周りの様子が見えない不安があげられていた。オンライン実習の対面実習との際立った違いは、教師・友人とのコミュニケーションが遮られていることであった。インタビューからは、集中したり周りを気にせず新しいことにチャレンジしたりといった、オンライン実習のポジティブな経験が語られた。一方でオンライン実習では、優秀な学習者の活躍の場がなかったり、学習前から興味の高くなかった学習者の意欲喚起が難しかったりすることも示唆された。オンライン実習の指導の工夫として一般的には、手元が見えにくい中での分かりやすい説明や、製作が不得意な学習者のフォローアップに意識が向きがちであるが、学習者の興味喚起や活躍も含めた、コミュニケーションと学び合いの保障がこれからのオンライン被服製作実習の実践課題である。, text, application/pdf}, pages = {49--56}, title = {オンライン被服製作実習「刺し子」の実践課題 : 大学生へのインタビューと質問紙調査の分析}, volume = {19}, year = {2021}, yomi = {ヤマナカ, ヒロコ and カワバタ, ヒロコ} }