@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019271, author = {星野, 徹}, issue = {2}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {本論文では時間知覚と時間の形而上学の関係について考察する。1では、私たちが知覚するのは出来事の継起と時間の長さだけであり、それに加えて時間の流れを知覚しているわけではないという説が批判的に検討される。2では、時間の流れの知覚が錯覚であるという説を検討する。人や物は時間部分からなる4次元的存在であるとすれば、時間の流れの錯覚をうまく説明できると主張する4次元主義は、人間の意識のあり方について常識とかけ離れた見方に陥ることになるということが示される。3では、時制的性質の実在を否定するB理論と3次元主義の組み合わせについて検討する。3次元的世界では、時制的性質が実在しなくとも、時間の流れの知覚が錯覚と見なされる必要はないということが示される。, text, application/pdf}, pages = {117--131}, title = {時間知覚と時間の流れ}, volume = {56}, year = {2021}, yomi = {ホシノ, トオル} }