@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019272, author = {三浦, 敦}, issue = {2}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {日本の農業協同組合は、世界最大の協同組合の一つであり、世界的に見ても多くの独自の特徴を持つ。その日本の協同組合を特徴付ける時、柳田國男は興味深い参照点となる。柳田國男は、民俗学の研究を始めるまで、農村の貧困問題解決を目指して農政学を修め、農商務省に就職して成立したばかりの法に基づいて産業組合の普及に携わったからである。しかし、彼の独自の協同組合論は政府には採用されなかっただけでなく、その後の日本の産業組合は、彼の予想通りには展開しなかった。本論は、柳田の協同組合思想と、産業組合法が成立する1900年から新自由主義経済政策のもとで農協改革が始まる1990年までの、実際の日本の産業組合・農業協同組合の展開を比較することで、日本の協同組合の独自性を、柳田の協同組合思想を参照しながら明らかにするものである。, text, application/pdf}, pages = {133--149}, title = {柳田国男の協同組合思想と日本の農業協同組合}, volume = {56}, year = {2021}, yomi = {ミウラ, アツシ} }