@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019276, author = {塚本, 嘉壽 and 松原, 公護 and 林, 潔}, issue = {2}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Mar}, note = {欧陽修の詞について異常心理学の視点から考察した。彼の詞はほとんどが春と秋を背景にしていることから、春の詞と秋の詞とに分けてその特徴をとり出そうと試みた。まず季節とは何かを理解するために黄道分割の諸可能性を検討した。一年周期の分け方には三分割と四分割の二種があり、それぞれの分け方によって季節の意味が異ることを指摘した。次に春の詞をとりあげた。そこでは閨怨、嘆老、傷春が三大テーマであるが、いずれも傷心が共通している。その傷心には「春であるが故に(wegen)」と「春であるにもかかわらず(trotz)」という二種の契機があり、それぞれが三分割性の季節観と四分割性のそれとに対応することを指摘した。秋の詞ではこの両契機は存在するものの、春の詞におけるほど顕著ではなかった。かわって数篇の秋の詩賦を例示し、そこにはこの契機が認められることを指摘した。, text, application/pdf}, pages = {223--242}, title = {欧陽修の詞について}, volume = {56}, year = {2021}, yomi = {ツカモト, ヨシヒサ and マツバラ, キミモリ and ハヤシ, キヨシ} }