@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019458, author = {劉, 志偉}, issue = {1}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Sep}, note = {本稿は現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)のデータを手がかりに、現代日本語の形容詞の使用実態を調査した。その結果、外来語(ナ形容詞)の敬語があることや、マイナスの意を伴う形容詞が多くあること等が分かった。また、揶揄を表す用法も特徴的であると言える。形容詞の敬語の分類に関しては、動詞の敬語と同様、尊敬語用法のほか、謙譲語用法等の下位分類も認められる。とりわけ、現代日本語の形容詞の謙譲語用法は、尊敬語に接近する「お懐かしいタイプ」、謙譲語Ⅰの「お聞き苦しいタイプ」、謙譲語Ⅱの「お恥ずかしいタイプ」の三つに分けられる。そして、動詞や名詞の敬語に比べ、形容詞の敬語の使用が緩やかであることから、日本語教育に関連して、動詞が文法項目、名詞が語彙、のように扱うのではなく、形容詞をフレーズ的または文型的に提示することが望ましいと提案した。, text, application/pdf}, pages = {145--170}, title = {コーパスデータに基づく形容詞の敬語に関する一考察}, volume = {57}, year = {2021}, yomi = {リュウ, シイ} }