@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019647, author = {鈴木, 一存}, issue = {6}, journal = {さいたま言語研究}, month = {}, note = {日本語学・英語学・言語学の先行研究史において、多義は多種多様な観点から考察され、 多義分析は体系化の段階に達しつつある。概念体系を反映した語彙データベース WordNet は自然言語処理の文脈で用いられるにとどまることも依然として多く、その言語分析における有用性は現時点で十分に認識されていない。WordNet の概念体系構造の言語横断的共通性は、多義の多言語間分析を促進する指針となる潜在的可能性を秘める。本稿では、WordNet を活用し、多義の一類型であるメトニミーを例として、多義体系の日英比較を通して日本語学と英語学、そして言語学に資する基準を提供する端緒とする。具体的には、メトニミーを WordNet から抽出し、語彙カテゴリーを客観的基準としてメトニミーを分類し、WordNet の概念体系構造における最短経路の距離によってメトニミーの数値的基準の定位を目指す。このプロセスを日英両 WordNet において実行し、メトニミーに関する日英間の共通性と差異性の明確化を試みる。, text, application/pdf}, pages = {46--57}, title = {WordNet を応用した多義体系の日英比較分析の試み : メトニミーを例として<研究論文>}, year = {2022} }