@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019772, author = {加地, 大介}, issue = {1}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Sep}, note = {本稿に始まる一連の論考では、秋葉剛史氏が拙著『もの:現代的実体主義の存在論』に対する書評論文で提示した五つの批判点に順次回答していく。本稿では、そのうちの「現在主義をとる必要性」という時間論上の論点に対して回答する。  秋葉氏は、A 理論を保持しつつ過去の実在性を確保するためには、拙著において採用されている変則的現在主義よりも成長ブロック説の方が望ましい、という時間論的観点からの批判を提示した。これに対し、本稿では、成長ブロック説における過去の実在性の確保方法には存在論的問題があること、また、その問題を解決するために最近提案された成長ブロック説の解釈では、少なくとも筆者の採用するA 理論の基準が満たされないことを示す。その帰結として、氏の批判は受け入れられないという回答が与えられる。, text, application/pdf}, pages = {27--44}, title = {なぜ私は成長ブロック説を採らないのか : 秋葉氏に答える(1)}, volume = {58}, year = {2022}, yomi = {カチ, ダイスケ} }