@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019773, author = {佐藤, 雅浩}, issue = {1}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Sep}, note = {本稿の目的は、医療機関において「うつ病」と診断される人々の増加に対する医療専門職(精神科医)の認識を分析することで、精神疾患の流行に対して医療専門職が果たし得る社会的な役割を考察することにある。本稿に先行する2 つの論文(佐藤 2019, 2021)においては、主として「うつ病」に罹患経験のある人々を対象とした調査データを分析することで、精神疾患に関する医学的知識の普及過程や、当該の知識が当事者によって受容される具体的なプロセスについて、その実態を明らかにしてきた。これに対して本稿では、「うつ病」の診断を下す制度的な資格を有する専門職に従事する人々の認識に焦点をあて、彼らが同病の「流行」に対して、どのような解釈枠組みを有しているのかについて分析する。この作業を通じて、彼らの認識やそれに基づいた実践が、精神疾患の流行という現象の総体的プロセスにおいて、今後どのような効果をもたらす可能性があるのかについて考察する。, text, application/pdf}, pages = {45--66}, title = {精神疾患の流行に関する社会学的研究(3)}, volume = {58}, year = {2022}, yomi = {サトウ, マサヒロ} }