@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019782, author = {井上, 智勝}, issue = {1}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Sep}, note = {本稿では、『東國新續三綱行實圖』孝子圖を主な素材として、士庶人層の亡親祭祀の諸相を検討することで、朝鮮時代の人霊祭祀の実態を考察した。朱子学を経国の基礎に据えた朝鮮王朝においては、朱子の『家禮』に則った祖先や死亡家族の祭祀が推奨されたが、『東國新續三綱行實圖』孝子圖には、『家禮』に則った神主のほか、影幀や彫像による祭祀形態によって亡親を祀った子女が旌表を受けた例が認められた。影幀や彫像を用いた祭祀の顕彰例は、崇仏王朝とされる高麗時代のものも少なからずあり、僧侶を顕彰する例や、夫婦像のみならず単身の女人像を祀る例も認められた。儒教国と看做される朝鮮であるが、その宗教的内実はこのような事例を踏まえて検討されなければならない。, text, application/pdf}, pages = {181--194}, title = {朝鮮国における士庶人層の人霊祭祀とその表象(下) : 『東國新續三綱行實圖』孝子圖を題材に}, volume = {58}, year = {2022}, yomi = {イノウエ, トモカツ} }