@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:00019929,
 author = {大塚, 秀高},
 issue = {20},
 journal = {日本アジア研究 : 埼玉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程 (学際系) 紀要, Journal of Japanese & Asian studies},
 month = {},
 note = {『西遊記』は『大唐三蔵取経詩話』以降，それぞれ童子戯の〈唐僧取経〉、『朴通辞諺解』、『迎神賽社礼節伝簿四十曲宮調』、福州平話西遊記、楊致和本（楊本）により想定される第1 期、第2 期、第3 期、第4 期、第5 期の原『西遊記』をへて, 【世徳堂本西遊記】となり，そこから,【江流和尚】が削除されて世徳堂本（世本）となった。朱鼎臣本（朱本）は楊本(ないしその祖本の【楊本】)と世本を組み合わせ,【江流和尚】を独自に復活させるなどした簡本である。

『西遊記』是，自従『大唐三蔵取経詩話』以後，経過以童子戯〈唐僧取経〉、『朴通辞諺解』、『迎神賽社礼節伝簿四十曲調』、福州平話西遊記、楊致和本（楊本）可想定的，第1 期、第2 期、第3 期、第4 期、第5 期的原『西遊記』後，成立了【世徳堂本西遊記】。世徳堂本（世本）是再従【世徳堂本西遊記】中削除了【江流和尚】的情節而成立的。朱鼎臣本（朱本）是合楊本（或其祖本【楊本】）和世本而由独特的見解恢復【江流和尚】的簡本。, text, application/pdf},
 pages = {155--204},
 title = {西遊記物語の成長 : 世徳堂本にいたるまで《論文》},
 year = {2023},
 yomi = {オオツカ, ヒデタカ}
}