@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:02000176, author = {近江, 翼}, issue = {1}, journal = {埼玉大学紀要. 教養学部, Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts}, month = {Sep}, note = {わが国精神医療の最大課題である「精神病床の削減と長期入院患者の地域移行」は、今なお目標に到達せず停滞した状況にある。その要因の一つは、高齢化に随伴する認知症や身体合併症による高齢精神障害者の退院困難事例の急増である。その結果、単科精神科病院の病床の多くを、介護を主体とする高齢精神障害者が占めることになり、今や本来の精神医療が危惧される事態にすらある。  本稿は、筆者勤務地である埼玉県を対象に、長期入院に至っている高齢精神障害者の実態を調査し、そこから見えるわが国の高齢精神障害者支援体制の問題点を整理した。さらに、高齢精神障害者地域移行推進に必要な精神科アウトリーチ拡充のための諸課題を、精神科病院のアウトリーチ事業への進出、地域移行を促すインセンティブの導入、身体合併症に対応した精神アウトリーチの姿、という視点から考察した。, text, application/pdf}, pages = {19--38}, title = {高齢精神障害者支援体制構築に求められる課題の調査と考察 : 埼玉県における調査から}, volume = {59}, year = {2023}, yomi = {オウミ, ツバサ} }