@article{oai:sucra.repo.nii.ac.jp:02000227, author = {杜, 赫 and 鮮于, 媚}, issue = {7}, journal = {さいたま言語研究}, month = {Mar}, note = {本稿は、日本に在住している年少者中国語母語話者で日本語学習者(以下、CJL)を対象に、日本語の撥音の知覚および生成テストを実施、その実態の把握を試みたものである。知覚調査は、発話速度、呈示文脈(単独発話、キャリアセンテンスに挿入)、前後母音、後続子音種の差の条件を取り入れ、実施した。その結果、撥音の前後の母音が/a/ の場合、協力者全員が100% の正答率であった。一方、撥音がないところに撥音があると判断する「撥音の挿入」の誤聴傾向が見られた。生成調査では、「撥音の長さが不十分」と評価され、日本語の撥音を /ŋ/ に撥音する場合が多いと評価された。このことから、CJL は撥音を持続時間長以外の有声軟口蓋鼻音として知覚および生成している可能性が高く、これらの結果は、知覚においては「撥音挿入」、生成においては、「長さが不十分」という評価になったと推測される。今後、鼻音と母音との関係性についてはさらなる調査が必要である。, text, application/pdf}, pages = {34--50}, title = {中国人日本語学習者を対象とした撥音の知覚と生成分析 : 日本に在住している年少者中国語母語話者を対象に<研究論文>}, year = {2023} }